水子供養はすべきか?判断のポイントとは?
水子供養とは通常の出産を待たずに流産や死産になってしまった胎児への供養のことです。
また、中絶の場合も水子供養として扱われます。
戸籍上の登録が行われていないお子さんに対しての供養であり、決して義務ではありません。
ただ、安らかに眠ってほしい、今度は健康に産まれてきてほしい等の願いを込めて供養するご家族の方も多いです。
親御さんにとっても気持ちをしっかり整理するために水子供養を行いたいといった声も頂戴しています。
水子供養を行う際、特に形式や流れなどは決まっていません。
手を合わせ、僧侶によるお経を読み、供養を願うという形もありますし、お供え物などを持参して祭壇に手向け、幸せを願うといった方法もあります。
お子さんの幸せを願う気持ちももちろんありますし、悲しみから立ち直れないという親御さんの立ち直る機会を設けるといった意味もあります。
僧侶もそういった背景を汲み取って、しっかりと寄り添うことができますので、気持ちの安定をもたらすのによい機会とされています。
水子供養を行うタイミングは特に決まっていません。亡くなってからすぐに行う方もいれば、半年、1年経ってから行う方もいらっしゃいます。
自分の気持ちに区切りをつけたり、安定した時に行う形でも問題ありません。